照明のストレス②
おはようございます、こんにちは、こんばんは!ヨシローです。
前回の続きです。
・光源を隠す
直接照明、間接照明では不快グレア(UGR値)の数値が異なります。
直接照明光源部のまぶしさはUGR値25と「不快である」となります。
間接照明のまぶしさはUGR値16と「気になると感じ始める」となります。
上記から間接照明の方が不快グレアが低いことが分かります。
また、被験者実験による主観評価では、直接照明が間接照明を上回ったのは、「顔が見やすい」という項目だけでした。
間接照明では、「団らんできる」、「くつろげる」、「快活にすごせる」という項目が直接照明よりも上回っていました。
・調光機能で昼夜のリズムと心身のリズムをチューニングする
「眠り」によって人の心身の健康が保たれます。その眠りと密接に関係しているのが、メラトニンという体内物質です。夜間光の顔面照度とメラトニン分泌量の関係を調べた実験によると、夜間に強い光を浴びるほど、眠りを誘うメラトニン分泌が抑制され、眠りにくくなってしまうことが分かりました。
暮らしの時間に合わせて照度を落としていったところ、メラトニン抑制率も徐々に低くなり、メラトニン分泌を抑制しないことが分かりました。
つまり、調光することで、人の心身は活動モードから休息モードへ切り替わり、自然な眠りを誘引することが出来るのです。
照明のストレス③は少し間が空くと思います(^_^;)申し訳ありません…
次回に続く
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